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内向型が労働に対して辛くなりがちな理由

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働かないと生きていけない。将来に備えて貯金しないといけない。内向型の私たちは特に将来への不安を感じるため、労働の必要性はわかっているはずです。

にも関わらず、働きたくないと思ってしまう。

どうして気持ちを割り切れないのか? 今回は私が新卒から悩み考え続けた考察と、労働へのネガティブ感情を軽減する方法を紹介します。

理由①お金のために自分の時間を使ってこなかった

あなたは仕事をしている時に『自分の人生を無駄にしている感覚』を覚えたことはないでしょうか?

「嫌な仕事をするために自分の時間を使うなんて人生の無駄すぎる!」

新卒2年目の私はこんな愚痴を内心吐きながら働いていました。

ですが、4年目あたりで労働へのネガティブ感情は軽減されたと感じました。おそらく労働に慣れてきたからだと思います。

思えば学生時代はお金のことを気にせず、自分のやりたいことだけやって自由に生きてきました。そんな世間知らずが社会に出て、お金を稼ぐために一日の大部分の時間を拘束されるのです。

労働に対してストレスを抱くのは当然だと思います。

では働きたくない感情は甘えで、我慢するべきことなのでしょうか?

それは違います。むしろ我慢を続けて今の会社に居続ければ、この先ずっとつまらない人生が待っている可能性すらあります。

理由②今の会社が自分の将来の目標と合っていない

いくら学生時代が今と比べて自由だったとしても、正直きつい、やりたくないことはあったと思います。

●受験勉強
●部活の練習
●アルバイト(肉体労働)

これらは今、思い返しても、二度とやりたくない経験のはず…。それでも頑張れたのはひとえに、「自分の夢を叶えるため」でしょう。

●受験勉強→いい高校・大学に行くため
●部活の練習→大会で優勝するため
●アルバイト→友達と旅行に行くため

ですがもし、大学に行く気がないのに受験勉強をしていたら?もし、大会で優勝する気がないのに、地獄のトレーニングをさせられたら? すぐにでも心が折れてしまうことでしょう。

今、労働で辛い想いをしている人は、これらと同じ状態に陥っていると言えます。

出世や昇進は内向型に合っていない

会社で働く上での夢・目標とされる出世や昇進。これらが内向型にはマッチしにくいのではないかと、私は考えます。

出世して責任が重い立場になるほど、会社の面倒な人間関係に悩まされます。会社での仕事を頑張るほど、内向型が望む自由な人生からは遠ざかっていくのです。

私は上司から「出世して偉くなれ!」と言われる度、違和感を覚えていました。下記は私が脳内で生み出した違和感の具体的なイメージです笑

●崖に向かって背中を押されている感覚
●カイリューを育てたいのに、今育てているポケモンはアーボ
(一生かかってもカイリューにはならない)
●犬のウンコを頑張って食べた報酬が猫のウンコ

少しでも出世に対して違和感を持った人は一度、働く目的を再定義した方が良いと思います。

「モチベーション革命」という書籍にも書かれていますが、私たち世代はお金のために頑張る、という意識が薄いです。物欲よりも好奇心や精神的自由を満たすことで、幸せを感じる内向型はその傾向が強いと考えます。

内向型は世間の常識に流されず、自分だけの働く目的を設定する必要があるのです。

●心から応援できる商品を扱う会社で働きたい
●稼げるスキルを身につけて独立したい
●尊敬できる上司や同僚のために働きたい

もちろん経済的安定は重要ですが、それ以上に働くことで精神的充足を得るための目標を考えてみてください。

ちなみに、私はゆるい大企業の地位を捨て、零細企業の営業職に未経験で転職しました。このブログでは今後、私の営業職奮闘記なども投稿していこうと思います。

今後の投稿予定

●内向型でも営業をやっていけるのか?
●零細企業の実態、働き方は?
●内向型の理想的な働き方とは?

など、他ではあまり見られない、実体験に基づく投稿をしていきますので、気になる方は見ていただけると嬉しいです。